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白の世界
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部長の方へお尻を向けるような体勢になった僕は 羞恥心の欠片もなかった。
部長と自分、二本の指が抜かれたその孔が もどかしさに戦慄く。
「…も…っ…、いれて…下さ…い…」
涙を流しながら 必死に訴える。
早く 気持ちよくなりたい。
もっと おかしくなりたい。
何も考えれないくらい ぐちゃぐちゃにされたい。
優しくなんてしなくていい。
部長の思うままに 抱いてくれればいい。
「…力、抜いてろ」
その言葉に 思わず笑みがこぼれる。
待ち焦がれた瞬間。
「……ひ…ッ…」
声になったのは 最初だけだった。
無理矢理 熱い鉄のようなもので押し広げられるような感覚。
固くて太い、何かで。
「おいッ…、力…ぬけ……」
頭の上から聞こえる 部長の声。
苦しそうなその声に 小刻みに息を吐く。
熱い息を吐く度に少しずつ部長の形へと広がっていく器官。
中に這入ってくる部長の屹立は 咥えた時よりもずっと大きく感じた。
苦しさと熱さに シーツを掻き毟った。
双眸から絶え間なく零れる涙は 顎へと溜まり、染みを作る。
「…き、りや……」
「は…ぃ…、んッ……ん…ぅ」
呼ばれた名前に振り返ると、間髪入れずに唇を奪われる。
その行為に思考が止まる。
夢中で部長の舌を求め、絡め合わせて。
「ん…んぅ…ん゛…ん……は…ッ」
止まっていた部長が再び奥を目指し、キスである程度力の抜けた後孔に 一気に侵入された。
その瞬間 頭が真っ白になる。
猛烈な異物感と波のようにやってくる快感。
その二つに支配された世界。
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