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愛し、愛されて
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「…なーんてね」
そう言って起き上がった相沢。
…何だよ、期待したじゃん。
サイドテーブルに置かれた眼鏡を掛け、愕然とする。
「そ…その…傷は…」
肩甲骨辺りに何かに引っかかれたような傷があった。
…たぶん、僕のせい。
「昨日のこと、覚えてないんですか?」
「え…っと…」
昨日はすごく丁寧に前戯をしてくれて…。
それで…い、入れられて…。
で、どうしたんだっけ?
駄目だ。
途中から全然記憶にない。
「失神、してましたよ」
「そ…うか…」
爽やかな笑顔で言われ 顔が熱くなる。
失神するほど ひどくされた覚えはないし
むしろ優しくしてくれた。
だけど すっごく気持ち良かった。
「無理させてしまって、すみません」
「無理なんか…、き…気持ち良かった…し」
膝立ちになってその背中に抱きついた。
そして、期待させた仕返しとでも言うように 耳元で小さく呟く。
「もっと…ひどくしても、いいよ…」
相沢になら 何だって。
相沢となら 何だって。
何をされてもきっと、快感へと変わってしまうから。
「…そう…ですか」
あれ…? あんまり乗り気じゃ…
「ッ…わ!!」
なくないみたい。
突然後ろを振り向いた彼に 組み敷かれた。
「じゃあ、頑張ってもらおうかな」
彼の片手で僕の両腕は自由を奪われる。
空いた手の人差し指で 肌をなぞられ、背筋がゾクゾクした。
「とりあえず今日は…」
ベッド下の白い箱。
そう、玩具の入ったあの箱だ。
「コレ、二つ入れてみましょうか」
そこから取り出したのは 見覚えのあるピンクのもの。
「ふ…ふたつ…も?」
「うん、そう」
昨日のセックスのおかげで 若干柔らかくなっていた後孔に、ひやりとした玩具の感覚。
「ッ…ぁ…ひ……ん、…ぅあ…」
小さめの玩具は いとも簡単に僕のナカに収まっていった。
二個目が入れられると 一個目のローターが前立腺辺りを掠める。
それだけでもう、気持ちいいのに。
「…一個だけじゃ満足できないでしょ?」
振動いれられたら…、絶対おかしくなる。
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