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愛し、愛されて
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「見られて興奮するの?」
動きをやめる指。
背後から突き刺さる、冷たい視線。
いつも以上に興奮している自分。
「ごめんなさい…ッ……ごめんなさい…」
謝罪の言葉を口にすればするほど 自分が悪者になっていく。
悪者になればなるほど お仕置きへの期待が高まる。
期待をすればするほど 身体中が敏感になって、全身で快感を得ようとする。
「あ…謝るから…ッ、ゆび…ぐちゅぐちゅ…して…ぇ」
早く、気持ち良くなりたい。
もっと、相沢を感じたい。
たくさん、愛されたい。
「…ッ…ぅ…や…抜か…抜かない……でッ…」
喪失感に泣きそうになる。
これは“お仕置き”だとわかっていても 身体が疼いて仕方ない。
「ダメ。お仕置きなんだから…ッ」
「ぃッ…!! や…ぁ…ぃ…いた…ッ…ぁあ…!!」
パシパシと乾いた音がする。
叩かれた所が熱い。
熱くて 痛くて、気持ちいいわけないのに。
「ぃッ…や…ぁ、やッ…ぁ…あ…ゃあ!!」
あぁもう、どうして。
「お尻 叩かれてるのに、全然萎えてないね」
僕の身体は“痛み”まで“快感”に感じてしまうのだろう。
「こっちも触ろうか」
「ッ…ぁ…は…、あ…ぁぅ…ぅ…ッ…ひぁ…」
ピンと上を向いた乳首を指先で掻かれる。
上下から与えられる刺激が 僕の脳みそを溶かしていった。
「ッ…も…ぅ…、いッ…イクから…ぁぁあ!!」
ボタボタと垂れる白濁が床を汚す。
何度も達しているせいで勢いはなく、窓に付くことはなかった。
「叩かれるの、良かった?」
正直 自分でも驚いていた。
まさか自分が こんなにもマゾヒストだとは思わなかったからだ。
だけど 達してしまったのは事実で。
言い逃れなんて できないから。
「…ん、う…ん…ッ…」
こんな自分に少し自己嫌悪する。
相沢といると 自分が自分じゃなくなる。
自分では抑えが効かなくなる。
十代でもないのに発情期の犬のように盛って。
おかしくなるまで相沢と抱き合いたいなんて、思ってしまう。
「も…お願い…、ココに…入れて下さいッ…」
窓についていた手をジンジンと痛みの残るお尻に持っていく。
肉を左右に掻き分け 恥部を曝け出して。
一点に熱い視線を注がれ 下腹部が疼く。
「どうしよっか…な…」
硬い性器をその隙間に擦り付けられ もどかしさに腰が揺れる。
窄まりに先端を押し付けられると ソレを受け入れようと口を開くのがわかった。
「お願い…お願いしますッ…」
気が狂いそうだった。
性器に触れられ感じる快感とは違った、ナカでしか感じられない気持ち良さ。
最近はもう 後者に支配されている。
「じゃあ…ほら、ちゃんと言って?」
羞恥心なんて捨ててしまえば。
背徳感なんて気にしなければ。
今だけを考えて悦楽してしまば。
相沢の与えてくれる快楽に堕ちていけば。
どんな台詞も 自然に溢れ出る。
「ぁ…良太ので…、ッ…僕の…お尻…犯して下さ…ぃッ」
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