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Episode 44
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扉を開けると、
一足だけ……
一足だけ男性物の靴が
置いてあった。
それもちゃんと向きを揃えて……
おまけに僕の体のことを
知っているようで、
車椅子が僕の
座りやすいように置いてあった。
泥棒とかこの前の人たち
じゃないことは分かった。
だけど誰が来たのか
分からなくて、
この前の記憶が
呼び起こされていた
僕の頭がパンク寸前で
体も悲鳴を上げていた。
体の節々が痛くなり、
しゃがみ込むのと同時に
リビングの扉が開いた……
「大丈夫か?」
聞き覚えのある声に
顔を上げると、
そこには優しい笑みを
浮かべる来生さんが居た。
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