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吐息、堪えて - 2
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…電車が動き出してから、十秒くらい経った。
人の波の中で、僕の鼓動は脈をうっている。
そんな中…嗅ぎ覚えのある香りがほんのりとしたかと思うと、後ろからスカートをめくる手があった。
「!」
僕は、その手に反応してちらりと後ろを振り返る
……約束通り、エリック先生がそこに立っていた。
その顔は、僕が見たかった、僕だけに見せる意地悪な笑顔で。
先生は、もう片方の手を僕の顔の前まで持ってきた
そして、
「shush……(静かに)」
と軽く人差し指を立てて僕の唇に触れさせた。
僕は、ほんの少しだけ頷くと、手すりに寄りかかるように俯く。
すると、先生は昨日みたいにスカートの中に入れた手で、僕の尻を強く撫でてくる。
強く、揉みしだかれるように、強く。
「っ〜〜!」
先生だとわかってしまった今は、昨日みたいな恐怖はなく、むしろ刺激だけ感じて、
その刺激が先生から与えられてることに、たまらなくゾクゾクしていた。
昨日の愛撫でわかっていたつもりだったけれど、再びこうして強い力でお尻を揉まれると、いつもよりもずっと早く息が荒くなってしまう。
お尻を揉み、先生は谷の間をぐっとなぞる。
しかも、それが何回も、何回も繰り返され、僕のお尻を刺激してくる。
「っ……ふ……」
僕は、自分の手で口を抑え、声を堪えるのに必死だった。
いつもの趣味よりもずっとずっと強くて、ずっとずっと気持ちイイ。
先生が、尻をそのまま強く撫でながら、ふと僕のうなじを舌先でつうっとなぞった。
それと同時に、ビクッと僕の体が跳ねる。
鳥肌が僕の背中で一気に逆立ったような、そんな感覚。
「っあ……!!」
思わず口を押さえた手の隙間から、若干大きい声が漏れそうになってあわてて口をつぐんだ。
先生が、再び、耳元で囁く
「躾がちゃんと覚えられない子には……罰を与えるよ?」
そういって、先生は僕の耳の外側をぺろりと舐めた。
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