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桐島さんと伊藤さんが居なくなった瞬間、
俊介さんに前髪を掴まれて顔を上げるように引っ張られた。
前もこんな事があったよね…
あの時は怖いとか思ってたのに、
俊介さんは今僕だけを見ていると思うとこの痛みも気持ち良く感じてしまう。
「おい、あの男は誰だ」
「バイト先の…先輩」
「ふーん、随分と可愛がってもらってるじゃんか」
「…あぁ"っ」
あの日と同じように髪の毛を掴まれながら俊介さんの寝室に移動して、ベッドの上に倒れるようにまた頬を叩かれてた。
さっきと同じ場所を叩かれたせいで痛みが増して、叩かれた場所に顔をしかめながら触れていたらドサッと俊介さんが僕の首に手をかけてきた。
また…だ…
「正直に答えろ、抱かれたのか?」
冷めた低い声とは逆に俊介さんの目には不安の色が見えて、
もしかして心配してくれたのかな?
なんて思ってしまった。
「抱かれてないよ」
「嘘つけ。お前は汚い子だろ?セックス大好きだもんな?伊藤の次は『桐島さん』か?」
「嘘じゃないよ!!」
お仕置きされたいとは思ってたけど、事実を知ってもらいたいし、僕はもう俊介さん以外には抱かれたくない事を知って欲しくて、ガバッと起き上がり俊介さんにしがみついた。
「本当にセックスしてないよ!僕、俊介さんだけに抱かれたい」
「…」
「信じて?」
「証拠は」
「…っ」
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