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あの後、僕は泣きすぎてすぐ寝ちゃったんだけど、起きたらいつもは仕事に行っちゃって居ないはずの俊介さんが隣にいた。
「あれ?」
俊介さんは僕の隣で、まだぐっすり寝ていた。
まつげ長いんだね…あ、やっぱりどこか僕たち似てる…
そりゃ親子だしね…
というかもしかして俊介さん寝坊!?
「俊介さん!!起きてよ!仕事!!」
「……うるせぇ」
えぇ…
俊介さん寝起き悪いの!
怖いし…
もう…
遅刻してもしらないからね!
でも、目の前にある…レアな俊介さんの寝顔を見て何も思わないほど僕は…健全じゃない。
い、意地悪したい…
キスしたい…
こちょこちょとかしたら殴られるかな?
あ、でももう痛い事しないって言ったし…
あれ?
そういえば昨日…僕、俊介さんに
愛してる
って言われた…?
昨日の事をすべて思い出した瞬間顔がボンっと真っ赤になった気がした。
恥ずかしいけど嬉しくて
でも夢だったらどうしようとか思うし
でも、夢じゃないと思うし
ど、どうしよう…俊介さんが好きすぎておかしくなりそう…
「なーに百面相してんだよ」
「あっ!」
一人であたふたしてたらさっきまで寝てた俊介さんが可笑しそうに笑いながらこちらを見ていた。
「わ、笑わないでよ…」
「あーもう、本当に可愛いな…」
そして顔を近づけて寝起きのすこし掠れた声で『おはよう』とつぶやきキスをしてくれた。
「な、なにっ」
「おはようのキス」
か、かっこいい…
「も、もう一回…」
俊介さんが妙にかっこよくて…なんかえっちぃからもっとキスがしたくなってきて上目遣いで聞いてみたら
何かを噛み締めてるような顔をしながら
「朝から我慢するの辛い」
なんてよくわかんない事を言っていた。
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