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優香さんの事は、口にしたくないし聞きたくもないから、あれ以上は悩みたくなかった。
だから、俊介さんが言ってくれた「愛してる」を信じて…
今だけでもいいから僕は俊介さんに愛されてるって思い込むようにした。
そうでもないと…やっぱりつらいもん。
俊介さんとは、何度かセックスする流れになったんだけど、いざ本番に近づくと、何故か心が冷めていくような感じがして…やっぱりセックスはしたくないと思っちゃう。
前まではセックス大好きだったのに…
俊介さんも、それ以上はしてこなくなった。
気を使われてるのはわかってるけど、なんか…なんか嫌なんだ。
やっぱり僕は俊介さんの事を信じきれてないんだと思う。
ーーー
「柚月、飯何にしたい?」
「え、俊介さんが作るの?」
「は?いつも俺が作ってたろ」
「いや、てっきり優香さんが…」
そこまで言ってまた胸がズキンと痛んだ。
あの人の名前を出すのも…嫌なんだ…
「そっか…まあそれは気にせず、何食いたい?チャーハン?」
「え、気に…」
なるでしょ
「っていうかチャーハンってなによ」
「チャーハン食いたかったんじゃないの?だから怪我したんだろ?」
「それは…」
そういえば何故チャーハンなんか作ってたのかは話してなかった。
俊介さんはあんまり気にしてなさそうだし…
僕がチャーハン食べたがってると思ってるし…
好きになってもらいたかったからとか言えない…
「柚月」
「う、うん…」
また落ち込んじゃった。
僕、迷惑かけすぎじゃん。
「顔を上げてごらん」
「んっ」
言われた通り顔を上げたら、唇に柔らかい何かが触れて、ああ、キスされてるって気づくまでそう時間は掛からなかった。
「んぅっ」
徐々にキスが深くなっていき、お互いに舌を絡ませ、俊介さんの全てが欲しいっていう想いを乗せ、俊介さんにの広い背中に腕を回した。
大きい背中がピクッと動いた気がしたら、そのまま俊介さんの顔が離れていき、ちょっと惜しそうな顔をしてしまった。
もっと…したい…
その想いが通じたのか、大きくて僕の大好きな手が僕の頬を撫で、色っぽい声で
「シよっか?」
とだけ告げ、軽い僕の体を寝室まで運びベッドに降ろされた。
な、なんだろう…
こんなのいつも…の事なのに…
今日はどこか違う気がする。
いつも通り俊介さんはなんか…え、えろいのに…いつもより優しくて、なんか柔らかい雰囲気がする。
ど、どうしよ…
すごいドキドキする…
「柚月」
「ぁっ」
どうしよ!!名前を呼ばれただけで感じじゃった。
そして、僕の反応を見て満足した顔をしながら、シャツの下に手を滑り込ませ、腹から胸を弄り始めた。
弱い部分に触れる度体がビクビクしちゃって、こんな触り方は嫌だと言うように俊介さんを睨みつけたらただ笑われて、僕の乳首を思いっきり抓られた。
「やぁぁっ」
「可愛い」
「やめっ…」
「やめない」
「やぁ…意地悪ぅ…んぁっ」
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