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「あーもう…やけくそすぎぃ〜全身痛いんだけどぉ」
「うっせ。お前が煽ったんだからな」
「もっと優しくできたはずなんですけど」
「柚月が可愛すぎて抑えが効かなかった」
「そう言えば許されると思ってるの?」
朝方まで抱かれて、ようやく俊介さんも落ち着いて、そのまま僕は寝ちゃったんだけど、お昼、起きたら全身綺麗になってて、また大好きな人が僕の隣に居たから昨日よりも好きになってく感じがする。
そして顔を洗おうと起き上ろうとしたら…
まあ、痛いよね。
「そういえば俊介さん今日も仕事サボるの?」
「今日は休みだっての」
「ふーん」
「だからデートしよっか?」
「デート!?」
「うん。お前猫カフェ行きたいだろ?」
「行きたい!」
「んじゃ、行こうか」
猫が好きっていうか、動物がすきなんだど、まあ猫カフェは昔から多分行きたいと思ってたからすごい楽しみなんだけど…
「男2人でなんか…変な目で見られないかな?」
問題はそこ。
桐島さんも、男同士はやっぱり難しいと言ってた。
だったらカフェとか…そういう場所に2人でいったらダメなんじゃないかと思うの…
なんかまたショボくれちゃう…
「親子で出掛けるなんて普通の事だろ」
親子……
「あっ」
「おまっ…忘れてた?」
「うん、ごめん。俊介さんってそういえば僕のお父さんだったね」
あれ?
じゃあ僕たちは…ただの親子なのかな?
「でもこれからは柚月の恋人でもあるかな」
「…っ」
あーもう!どうして俊介さんはこう、僕が欲しい言葉をこう簡単に言っちゃうかなぁ?
また嬉しくなっちゃったじゃん。
「俊介さん」
「ん?」
「すき」
「はは、近親相姦ってのも悪くないね」
「バカじゃないの」
「父親にバカってなんだよ。反抗期か?」
「知らないっ」
こんな嬉しさ、初めてで、
幸せすぎて怖いって多分この事を言うんだなって思った。
まだ、ちょっと不安定な関係だけど、
時間を掛けて、もっと俊介さんに好きになってもらう。
そんな想いを込めて俊介さんの温かい胸に抱きついた。
ーーーーー
エロは無理です。
ごめんなさい。
次はちょっとした伊藤さんのお話になります。
柚月くんのお話もまだ終わってませんのでみなさん楽しみにしていてください!
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