アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《緩やかな決着》49
-
みずきが好きって言うたびに…
愛してるって言うたびに…
自分じゃない誰かに言っている未来が容易に想像できて…
……っ
オレは…
そんなに依存していないはず…
みずきに頼ってないはず…
必要としていないはず…
なのに…
なんだよ、これ…
心がしめつけられたように苦しくなるアキラ…
こんないいヤツ…
オレが縛ってちゃダメなんだ……
みずきの幸せのため…
望んだことだから…
「ァっ、ん…ハァ、みず、きッ」
心情が乱れて苦しくて…考えを振り払うようにアキラは首を振り…
みずきの身体に顔を押し付け、その人の温もりを熱く求める想いを感じるが…
「ハァ、ハァッ、…アキラっ」
優しく呼ぶ声…息遣いが…
いつもなら考えないコトなのに‥勝手に頭の中に浮かんでくる…
マイナスな思考にとらわれて…
みずきの優しさが…
全て苦しくて仕方ない…
そんな感情に苦しみながらも…
みずきにナカとソトを激しく攻めたてられ…身体中が引きつりそうな感覚を味わいながら…絶頂へ駆け登る…
「んっァ、ハァ…ぁァっイクッ…みずきっ」
ぶるっと身体を震わせて甘く悶えたあと…
みずきの手のうちへ達して白液を散らすアキラ…
「ふッ、っ、アキラっ…」
みずきも追うようにアキラのナカへ想いを遂げる。
ようやく達して、満足感や脱力感など様々な感覚が押し寄せて来て…大きく息をつくみずき…
「……ん、」
そっと自分のナカからみずきが抜けていく…
脱力感にやや放心状態のアキラ…
薄く痺れの残る四肢…
荒くなった呼吸を整えるよう息をつく…
「ハァ…は、アキラ…?…ッ!!アキラっ!?どうした、どこかつらかったか?」
再びアキラの顔を見たみずきは驚いて…
「え…どして?」
視線が重なって急に慌てるみずきに緩く首を傾げるアキラ…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
50 / 246