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《フミヒコの思惑》11
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「…みずき、」
おかしい…
こんなの…みずきじゃない。
これが…
フミヒコが狙っていた…追加暗示!?
「みずき!っオレが分からないのか!?目を覚ませ…ッ!」
アキラは必死にみずきへ呼びかけるが…
「ッ…」
みずきは強く頭を振って、アキラの口ごと抑えつける。
「ぅ…ッ」
(みずき、駄目なのか…)
暗示はここまで強力なものなのか…
目の前の…声も届かないほど…
『暗示…解く方法は』
『…強い痛みや脳に衝撃をあたえれば一時的に暗示を無効化することは可能』
ふと思い出す言葉…
脳に衝撃…
オレが思い切りみずきの頭を殴ったら…みずきを止めることが出来る?
みずきに抑えつけられながら…アキラは右手に拳を作る。
(殴ったら…)
再び無表情に戻ったみずきを見上げて…
「っ…」
出来ない…
出来るわけがない…
みずきはひとつも悪くないんだから…
騙してるのも、裏切ってるのも、オレ…
すっと握った拳を無くすアキラ。
みずきから…罰を受けるのは、当然のこと…
「……」
静かになったアキラを無機質に見て…
みずきは再び頭を振って何かを振り切るように行動開始する。
血液で滑りやすくなったアキラの後ろへ、再び指を挿入して荒っぽくかき混ぜる。
「っ!痛ッ…は、ァっぅ、痛ぃッ」
その刺激に…脊椎にヒビくほどの痛みが走り…ビクンと身体を震わせ…
彷徨わせた手は…みずきの肩を掴み…抑えきれず呻いてしまう。
先程の傷口から、ナカでかなり出血していた為、みずきの指を伝って手首へ血が滴っている。
みずきは指を抜いて、同時にアキラの身体を乱暴に俯せにして…
後ろから頭を抑えつけ、腰を引き上げて、そのまま強引にみずきのモノをググッと一気に奥まで挿入する。
「ァ痛ッ!はぁ、ぅア…ッ、」
そしてすぐさま激しく前後へ揺さぶりはじめるみずき。
「…ハァ、ハッ」
短く呼吸し、アキラへ身体を打ち付けるほど激しく中を抉っていく…
布団へ顔を抑えつけられたまま…犯されるアキラ。
ナカに傷があるため、擦るほど痛みが増して…
「ッ…ァッ!ふ、ぅッ痛…」
アキラは、震える手でシーツを握りしめ、唇を噛んでその痛みに耐える。
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