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《最後の夜》12
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「んッ…ハァ、ハァっ」
アキラはみずきの肩に掴まりながら、浮力をかりてゆっくり腰を上下に動かしてみずきを煽っていく。
「…ッ、アキラ」
そんな様子を見て…
みずきはアキラの動きを抑制するように華奢な身体を優しく包み込むよう抱きしめる。
「み、ずき…?」
「…どうしたんだ?いつものアキラらしくない」
快感に流されそうになる気持ちをぐっと抑えて、いつもと様子の違うアキラに、耳元で囁くみずき。
「……」
「そんなに焦らなくても大丈夫だから」
片手でアキラの髪を撫でてなだめる。
「……」
みずきと繋がったまま抱き寄せられ…
心臓の鼓動がドクドクと波打つ感覚が続くが…
動きがない分、余裕ができる。
「…俺はアキラに無理をしてほしくない」
アキラの身体を少し引いて支え、軽く見上げるカタチで視線を重ねて願うみずき。
「こうして、アキラに触れていられることも…繋がっていられることも、本当に嬉しいけど…」
乱れたアキラの髪をときながら…
「一番嬉しいのは、アキラがそばで笑っていてくれること…」
特別なことはなくても、アキラがそばにいてくれたらそれでいい…
アキラを見つめて伝える。
「……」
それが出来ないから…
オレは…
アキラは言葉を返すことが出来なくて…
緩く首を振る。
「アキラは自然体でいてくれたらいいんだ‥無理しなくていい」
アキラをなだめるように背中をさすりながら囁く。
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多めに更新終わりです(^^;;読んでくださってありがとうございます(#^.^#)
みずき共々よろしくお願いします^ ^
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