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《最後の夜》18
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アキラに触れた瞬間…ゾクっとした感覚が走り、反射的に手を引く。
「ぁ…ゴメン、大丈夫。…みずき?」
アキラは頭を振り、しっかり立ってみずきを振り返る。
「あ、いや…」
自分の手を見て止まってしまったみずきを見て気付くアキラ。
暗示がまた効いてきたのかも…
なら触れないようにしなきゃ…
「入浴剤入ってたからシャワーで身体流してでろよ」
時間を稼ぐためにそう伝えるアキラ。
「アキラ、大丈夫か?」
みずきは気のせいかと思い直し、何事もなかったように歩き出すアキラを心配して支えようとするが…
アキラは触れられる前にさっと避け、シャワーで身体を流して先に浴室から出る。
「平気、ひとりでいけるから…」
入り口で振り返ってみずきに言う。
「あぁ…」
アキラに避けられたように感じて不安になるみずきだが、言われた通り身体を流す。
その間にアキラは身体を拭いてパジャマを着ようと急ぐ…
異様に頭がフラつくので倒れないよう叱咤しながら手早く拭いていると…
「あ…」
拭いたタオルを見ると…鮮血が付着していた。
よく見ると床にも血痕が転々落ちていて、気を抜くと再び大腿を伝って血が流れてくる。
「このせいか…」
頭がクラクラするのは…
患部からかなりの量出血しているらしく、軽く貧血を起こしているのだ。
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いつも覗いて下さってありがとうございます(#^.^#)
スナなれの更新に息詰まってきたので、気分を変える為にメクるで、BOUSルキの過去編をちょくちょく更新開始しました(^^;;
いきなりグロいテイストの話なので気になる方だけ覗いてみて下さいね^ ^
メクる↓
http://mecuru.jp/novel/15207
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