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おはなし
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「それより笑那、話し、あるんでしょ。」
「うん、あのね、未緒今日の朝何であんな口調だったのかなぁって・・・」
「今から僕が話すこと聞いて、もし気持ち悪かったり、イヤだって思ったら、笑那……別れよ。」
え・・・っ?
……でも、未緒が言うなら。
「わかった。」
「僕さ、もともと、蓮君みたいな喋り方だった。あ、ウチの学校の有名人ね。」
蓮君って、不良の?確か、莱那のともだち。
「うん。」
「昔はそうだったんだけど、父さんにレイプされてからずっとかな?辛かった、それで、そのこと知った兄貴が通報してくれて父さんはつかまったんだけど・・・その後も、母さんと、兄貴としかしゃべれなくて、男のひとなんてもってのほかで・・・ッ
ずっと忘れたかったからかな、気づいたら、口調変えてた、無意識にね。あははッホント、僕ってきもちわるい。最初は俺だったんだよ?
…ははっ、こんな事隠しててホントごめんね、笑那」
「未緒、」
「ごめんね、こんな話。最低だよね、気持ち悪いのに、笑那と付き合って、つらい思いさせて笑那、別れよ?」
何で…?別れるのはぼくが気持ち悪いと思ったらって、そんな事全然思ってないのに。
むしろ、知れて良かったって…
っ
「っやだ!なんでそんなこと言うの。未緒は気持ち悪くも、最低でもない!生きてるなら隠したいことの1つや2つ誰でもあるよ!もし、僕が未緒の立場なら、多分、立ち直れてないし、未緒みたいに、言う勇気なんてない。だから、もし、未緒がまだ僕と一緒に居たい、って思うなら、ずっと、未緒が、僕に飽きるまで、一緒にいる、僕はどんな未緒も大好きだから。」
「笑那・・・。ありがと。」
「どういたしまして!」
ご飯も食べて、お風呂も入ったし・・・
「未緒!一緒に寝よう?」
「そうだね。笑那」
「うん?」
「大好きだよ。」
「っっ――//////僕も、だいすき。」
「うん、ありがと。じゃぁ、ねよっか。」
「おやすみ、みお・・・」
「おやすみ。」
*
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