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なんでこんな状況になっているのかというと、それはお昼休みのひょんな出来事が原因だ……
「ふぁ~、ねむ」
「寝不足?」
「ああ、昨日いろいろあってさ。寝れなかったんだよ」
「そうなんだ…。今お昼休みだしちょっと寝れば?」
「いいのか?お前暇になるだろ」
「僕は全然大丈夫だよ。それより晴ちゃんが元気ない方が嫌だもん」
「サンキュー、じゃあちょっと寝るわ」
「うん。…………!?っ晴ちゃん…///」
「ん?ああ、ちょっと肩貸して。俺、座って寝れねーんだよ」
「そ、そっか…///」
ここまで読んだらわかって頂けただろう。そう、僕の想い人、日向晴希は正真正銘の男だ。
僕は決してホモという訳じゃない。しかし、いつの間にか幼馴染である晴ちゃんのことが好きになっていた。
晴ちゃんはイケメンで勉強も運動も出来て、クラスの人気者だ。一方で僕はイケメンでもないし運動もてんでダメ。勉強は中の上くらい…。晴ちゃんとは幼馴染でなければ話すことすらなかったかもしれない。
そんなことを考えながら僕は空を見上げた。
もうすぐ11月15日。
僕にとって大切な日がやってくる
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