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キスはすき
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那谷さんはずっと俺にキスをする。
「ご飯できたよ」ちゅっ
「出掛けようか」ちゅっ
「ほら、いってきますのキス」ちゅっ
…
恥ずかしい。
恥ずかしすぎる!
デレデレ甘甘な那谷さんはほんと心臓に悪い…
嫌じゃないけど…
やっぱり恥ずかしい!
「那谷さんはキスが好きなんですね?」
「え?」
「だってキスばっかりです。」
那谷さんの車の中でそんな話をする。
「いや、可愛すぎるんだよお前が。」
「な!何言ってるんですか!」
「事実。」
「…っ、那谷さんはおかしいですっ」
「おかしくないし、圭吾。だろ?」
「うぅ…そんなの、無理です!」
「なんで?お前は俺に名前で呼ばれるの嫌か?」
「へ!?あ、嬉しいです、け、ど…」
「そうだよ、俺も嬉しいから。」
「で、でも、ですね…」
「ほら、圭吾さん、って」
「…け、いごさん…」
小さい声で言った。
「小さいなぁ。聞こえないー」
「…っ!ムカつく…圭吾さん!はい、いいました!」
「ははっ可愛すぎ…!」
となりで笑う那谷さん。
「何笑って!」
ちゅっ
「!!」
「へへっかーわいっ」
「ムカつく…っ」
まだ那谷さんは横で笑ってる。
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