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契約
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*雨side
さっきは捨てられるかと思ってヒヤヒヤしちゃったけど僕の潤目効果は抜群だったみたいだねぇ。
雅人は僕に対して嫌な顔する時があるけど、結局はしょうがねえなあって許してくれるからもうほんと大好き〜!
「ねえねえ〜僕も一緒に入りたい〜」
シャワーに入ろうとする雅人を引き留めると、真顔で振り返って「ぜってぇ無理」だなんて断られちゃったよ〜こんな美形に誘われても靡かないとか逆に燃えてきちゃうからね!
でも困ったなあ〜魔法を使った後はうんとチャージしなきゃいけないのに……
あ、昨晩僕の使った魔法気になる?
まあ御察しの良い君たちなら説明しなくてもわかると思うけどね♪
言うなれば愛の魔法ってやつ。
愛の魔法って言っても、誰でも雅人のことを好きになるってわけじゃなくて、僕の魔法で相手が雅人に対して潜在的に秘めた感情を引き出すお手伝いをするって感じ。
ってなわけで奥手な彼(遥輝くんのことね!)も大胆になれたわけだ!
あの雅人も気持ち良さそうにしてたし、恋のキューピッド素晴らしいね〜
あっ!こんなこと言うと、きっと怒るだろうから雅人には内緒だよ〜?
普通の猫ちゃんじゃないってのは知ってるね?
僕みたいな猫ちゃんは昔からいるわけなんだけど、人間の欲望のために生まれた生き物なんだ。
あんま詳しいことは知らないんだけど、遠い祖先がそういう契約を交わしたらしいよ〜その代わりに僕たちは人間に名前と住まいを提供してもらい、エネルギーをチャージさせてもらうのさ。
んー?エネルギーのチャージ方法はって?
君たち興味津々だねえ〜
…………まあ、そりゃあご主人様との接触ですよ。
ご主人様に撫でてもらうだけでいいです…って純情無垢な猫ちゃんもいれば、僕みたいな食欲旺盛な猫ちゃんもいるわけで。
まあ目の前に美味しいごはんがあったら喰らい付くのが当然でしょ!がっつりいきますよっと!
要するに、雅人は僕のご主人様であり餌でもあるわけですよ。
お互いの需要と供給の中成り立ってる契約だからねえ。
まあそんなわけで、これからじ〜〜〜っくり雅人との距離を詰めていく僕に乞うご期待〜!
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