アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
私の事
-
この御屋敷に住むようになって今年で4年になる。
私が従僕する御主人様は奴隷を仕入れ調教し顧客に販売したり、御得意様から持ち込まれた奴隷を調教している。
私は商品では無い唯一の性奴隷だ。
御屋敷には御主人様と使用人と私、そして商品が住んでいる。
私の勤めは御主人様の性欲処理のみだ。
以前の御屋敷では14歳の奴隷が孕みそのまま産ませた私を5歳の頃から躾けられた。
ペドフィリアの御主人様だったため暫くは寵愛を頂いた。
しかし16歳を過ぎる頃いきなり訪れた成長期に御主人様は嘆き悲しんだ。
10年以上も性奴隷として躾けられ可愛がられる事に慣れた身にはとても酷であった。
寝室に呼ばれる事も無くなり他の使用人と共に働く様になり、まれに使用人に慰み者として使って貰う。
そんな生活を3年程続けていると御屋敷の廊下で目を引く美丈夫と擦れ違った。
冷たく感じる眼差しが私を捉えていた。
御客様だろうと会釈し仕事に戻った。
その夜御主人様から寝室へと呼ばれた。
浅ましい私は期待をしてしまったのだ。
また可愛がって頂けるのではないかと。
身を清め寝室の扉の前に立った瞬間、絶望が耳に届いた。
『きゃ、あんっ、、ごしゅじんさまぁっ!』
甘い幼子の嬌声が部屋に響いていた。
震える手で扉を叩いた。
行為に耽る御主人様には届か無いだろう。
顔を俯かせ再びノックをしようとした矢先、内側から扉が開いた。
開けたのは先に廊下で擦れ違った美丈夫であった。
感情の篭らない瞳で私を見つめている。
すっ、と手を取られ御主人様のベッドに連れて行かれた。
引く手は驚く程優しく、温かかった。
『来たか。
コウさん、間違いないか?』
『ええ、この子です。
御約束通り頂いて宜しいですか?』
『こんなんで良いんであれば勿論だ。
そいつとこの奴隷が対価であるとは思えんがな。』
『ふふ、有難う御座います。
それではこのまま連れて行きますので。』
一体なんの御話なんだろうか。
私は御主人様に棄てられた。
その事実しか無いのに何故か頭は理解しようとしなかった。
『もう会う事はないだろうが達者でやれよ。』
「今まで大変御世話になりました。」
言いながらも律動が止まず幼子は甘い声を垂れ流した。
機械的に返答し呆然とした。
未だ掴まれたままの腕を引かれ寝室を後にした。
『じゃあ行くよ。
持っていく荷物とかある?』
奴隷の身に荷物など無いと知っているだろうに。
「いえ、有りません。」
身を引かれるまま御屋敷を後にし車へ乗せられた。
新しい御屋敷は先の御主人様の御屋敷よりも大きいものであった。
車を降りても尚手を引かれ玄関を入ると8人もの使用人が頭を下げ主の帰宅を迎えた。
『おかえりなさいませ、御主人様。
そちらの方は御客様でしょうか?』
『ただいま。
今日から飼う事にした奴隷だよ。』
主の返答に使用人達は皆瞠目していた。
後から聞くに御主人様は飼い人を囲った事が無かったらしい。
御屋敷に長く勤め御主人様の産まれた頃から知る執事長がそう教えてくれた。
『今から誓約させるから部屋に籠もる。
食事は呼ぶから。』
『かしこまりました。』
恭しく頭を下げる使用人の間をすり抜け御屋敷の二階へと連れて行かれた。
訪れた部屋は御主人様の主室であった。
広い空間に高価そうな調度品が犇めいていた。
先を歩く御主人様に着いて行くと寝室と思われる部屋へと促された。
その部屋には大きなベッドがあった。
恐らく寝室なのだろう。
何故断言が出来ないのか。
それは壁に鎖が伝い天井には滑車が吊るされベッドの横には何か道具の様な物が箱に詰まっていた。
『脱いでここに立ちなさい。』
「はい。」
身に纏う使用人服を全て脱ぎ捨て壁を伝う鎖の前に立つ。
手際良く手枷、足枷と拘束ベルトを嵌められ鎖を通された。
じゃらじゃらと滑車が回る。
吊るされ腹部が圧迫される。
萎びたペニスにするりと指が這いびくり、と身体が震えた。
『お前は今日から俺の物だ。
性奴隷としてお前の一生を捧げろ。』
握り込まれた手に力が籠もる。
ぎりぎりと痛み悲鳴をあげた。
「ひぃ、っ、、」
痛みに竦み繋がる鎖が音を立てる。
握り込まれた指は離されず悲鳴を漏らす唇を奪われた。
侵入した舌の熱さに驚いた。
幼い頃からの躾の成果なのか。
無意識に御主人様の舌に自らの舌を絡ませていた。
混ざり合う唾液が甘い。
緩やかに指が動き快感に弱くされた身体はあっと言う間に高まる。
口からもペニスからもぐちゅりと水っぽい音が響く。
「ふぅん、、ぁ、んっ、、」
かり、と舌を噛まれ痛みが目の裏を走る。
痛みに身を引こうとするが後頭部を押さえ付けられ口淫は深まるばかりだった。
唾液に血の味が溶ける。
傷口を御主人様の舌がぐりぐりと圧迫する。
飲み切れず口の端に唾液が垂れた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 29