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朝の風景
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御主人様の優しい指が私の身体に泡を引き延ばす。
真新しい肩口の傷に丁寧に泡が塗り込まれる。
ひりつく痛みがじわりと身体に広まった。
背面を一頻り撫で上げられ身を転がされる。
腹部を支えていた椅子から転げ落ち床に転がった。
そのまま前面の洗浄も御主人様の手のひらで済まされた。
くたりと力の抜けた身体を移動され壁に背を付き凭れた。
御主人様はガウンを脱ぎ去り御自身の身体を清めていた。
流し終えた御主人様が私を抱き上げる。
浴槽へ足を入れ御主人様の足の上へ乗せられた。
ぺたりと御主人様の胸へ頭を預ける。
とくり、とくりと響く心音に耳を傾けていると御主人様の指が左胸のリングに通された。
手のひらが胸を包む。
揉み込む動きと共に緩くリングが引かれる。
「ん、ふぅ、、」
この御屋敷に来て直ぐ、御主人様より筋力トレーニングを指示された。
肉体的に逞しくなった胸は張り以前よりも敏感になったと自覚していた。
顎が掬われ唇が合わさる。
御主人様の舌を迎え入れ絡める。
与えられる甘い快感に自然と身体が擦り寄ってしまう。
御主人様の首に腕を回しより深く口付けを求めた。
いつの間に胸から指が離れていたのだろう。
向き合って跨る私のアナルに御主人様の指が埋め込まれた。
左右から二本ずつ指が差し込まれ横に口を拡げられる。
ひくつく身体に浴槽の湯が入り込む。
肉の感触を楽しむだけに差し込まれたのかぐにぐにと指が蠢いた。
御主人様の唾液を啜るとそっと唇が離れ埋め込まれた指も引き抜かれた。
跨った形のまま両脚を抱えられ御主人様が立ち上がる。
尻を突き出す様な格好で持ち上げられると湯が垂れ落ちた。
脱衣所で丁寧に身体を拭われる。
入る時には無かった洗われた服が籠に用意されていた。
滑らかな肌触りのシルクのシャツが肩に掛けられる。
腕を通しボタンを嵌める。
シャツと共にズボンと腰巻きが用意され御主人様から腰巻きが渡された。
腰が立たない時は巻きスカートの様なこの腰巻きで下半身を覆う。
慣れた手付きで紐を縛ると手早く着替えた御主人様に抱えられた。
今日はこのまま朝食だろう。
御主人様は食堂に足を進めた。
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