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告白
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「は、話ってなんですか?」
部活も終わって皆が帰って静かになった体育館。俺はスガさんと2人でそこにいた。
「・・・。」
無言の空気が続く。
「日向?」
「は、はいっ!」
しばらくしてスガさんは唐突に俺の名前を呼ぶ。
「・・・好き、だよ」
「え?」
「・・・もちろん恋愛感情で。」
・・・恋愛感情?
「え、そ、それって、あの、つ、つまり、」
「言葉通りの意味。好きだよ、日向。付き合ってくれる?」
「へ?え、あの、その…も、もう少し待ってください!頭がついていかない、です…。」
「・・・わかった。じゃあ明日ね、日向」
そう言ってスガさんは帰っていった。
俺はといえば本当に頭がついていかなくてしばらくそこで固まっていた。
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