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なんなんだよ
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皆が部活終わって部室でワイワイしてる横で、俺は1人もんもんと悩んでいた。
次第に皆帰っていって、いつの間にか残ってたのは俺とスガさん、そして影山だけだった。
影山が
「お疲れ様でシター」
と部室を出ていこうとした。俺とスガさんもそれに続いて部室を出る。その時だった。
影山が俺の手を掴んだ。
「へっ?」
そのまま影山は俺を引っ張って走る。
え、ちょ、待ってよ俺スガさんに話があるんだけどーー!!!!
引っ張られながら俺は影山に言う。
「おいっ!影山ぁ!なんだよ!」
「・・・・・」
返事がない。しばらく走ってると、いつの間にか影山の家に着いていた。影山はそのまま俺を引っ張って自分の部屋に連れていく。
「なんなんだよ!影山!」
「・・・・・」
また無視される。なんなんだよー、あ、スガさんのことどーしよー…とか思ってると左手に違和感を感じた。
「ん?・・・・・ってハァァァァ!?おい影山、これとれよ!」
ぼんやりとスガさんの事を考えてたせいで俺は気づかなかった。
自分の左手が、机の脚に手錠でつながれていたことなんて。
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