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好き2(影山side)
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そして、その次の日。
俺は、部活中ずっと日向と菅原さんを交互にチラ見していた。別に普通だ。昨日みたいに顔を真っ赤にするでもなく、2人で笑いあったりしている。ただ、日向の方は何か悩んでるみたいだ。告白の返事か?時々菅原さんの方を見てるからきっとそうだ。
イラッとした。この高校で速攻が出来んのは俺と日向だけだ。菅原さんもセッターだけど、日向にボールを繋ぐことはできるけど、速攻はできない。
────日向、俺だけを見てくれよ。
部活が終わった。今日は2人の様子をうかがってみる。なかなか帰ろうとしない。皆が帰ってしまって、部室に残ってるのは、俺と日向、菅原さんだけだった。やっぱり。今日返事を聞くのか。
「お疲れ様でシター」
俺は言いながら部室を出る。日向と菅原さんも続いて出てくる。日向の少し赤くなってる顔を見る。
あ、だめだ。
そう考えるが早いか、俺は日向の手を掴んだ。
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