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好き3(影山side)
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「へっ?」
日向が間抜けた声を出した。気にせず日向の手を掴んだまま走る。
俺の家に走ってる間も、日向は何か言ってたけれど、走るのに必死で俺はロクに聞いちゃいなかった。
そして、俺の家に着いた。俺はそのまま日向を俺の部屋に連れていく。
やっと日向の顔を見ると、何か悩んでる。
都合がいい。
俺はそのまま日向の左手に手錠をつける。
そして、手錠のもう片方を机の脚に繋ぐ。
日向が気づいた。
「ん?・・・・・ってハァァァァ!?おい影山、これとれよ!」
「ちょ、影山、これとってよ!」
「いいから」
「よくねーよ!」
そんな会話をしている間も、日向は手錠をガチャガチャさせている。
「何が目的なんだよ?何がしたいんだ?」
そう聞かれたから、俺は「好きだ」と言った。
「え?」
聞き返されたから、もう1回言う。
「日向!お前が好きなんだよ!!」
俺にそう言われた日向は、数秒停止した後、叫んだ。
すると、ピンポーン。
チャイムがなった。
「チッ…邪魔しやがって。いいとこなのによ。」
俺はそうつぶやいて日向を拘束したまま一階に降りた。
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