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忘れ物
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「あーもう!」
なんでこんな時に限って忘れ物するかなぁ!
青城の体育館に着く。
中から男の人が1人出てきた。
たしか、副キャプテンだよね、青城の。
「あ、あの!」
「お?あれ、烏野の10番か。どーした?」
「忘れ物、しちゃって・・・中に誰かいますか?」
「あー。まだ及川いたから取りに行っていいよ」
「すみません・・・ありがとうございます!」
「おー。気ィつけろよ、帰り!」
「おス!」
優しい人で良かったー。
そう思いながら、体育館に入った。
「あれ?ない」
この辺にあったはずなのに…
あ、副キャプの人が大王様いるって言ってたし、聞いてみよ!
俺は更衣室に行く。
「あ、あの・・・」
「うわぁっ!? ・・・なぁんだチビちゃんかぁ。誰かと思ったよ。」
「す、すみません!あの、タオル、ありませんでしたか…?」
「タオル?」
「ハイ…忘れちゃって。」
「あー!これ?」
そう言って大王様が俺に見せたのは間違いなく俺のタオルだった。
「それです!ありがとうございま・・・んん゛っ!?」
なに!?なんで大王様俺の口にタオル押し付けてんの?!
大王様の目は怪しく光っている。
「なぁんかさー、ずるいよね。」
「んんっ!ん、っ!」
大王様はそう言いながらなおも俺の口にタオルを押し当てる。必死に抵抗しても、身長も高くて力も俺よりある大王様にはかなうはずがなかった。
あっという間に壁に追いやられる。
「こんな可愛いチビちゃんを独り占めできるなんて。」
「!?!!?」
驚いて俺は目を見開く。
すると、大王様は、俺の口からタオルを取った。そして、俺の手首を壁に押し付けてくる。
「え?!ちょ、お、及川さん?」
逃げたくても逃げられない。
及川さんの顔が近づいてくる。
え?キス?
「やだやだやだやだ!及川さっ・・・ん!」
止められなかった。及川さんは、俺にキスをしてきた。
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