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ヤバイやばいヤバイやばい!
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「お、及川さん!?」
及川さんが電話に出た。しかも影山からの。
え!?ヤバイって!!
俺はスガさんに壁ドンされた時の事を思い出した。
「ッヒィ!!」
やばい。まじでやばい。
なんか影山キレてるっぽいしー!
まぁそりゃキレるか。
付き合ってる奴が自分の嫌いな人といるんだもんn「へぇー!飛雄ー。いいのー?俺、本格的に手ぇ出しちゃうからねー?チビちゃんに。」
・・・うぇ?
「おおおおおお及川さん!!?ヤメテ下さいよ!!影山っ…!!」
俺が慌てて及川さんからケータイを取り返した時にはもう通話は切られてた。
「・・・終わった」
小さく呟いた。
「チービっちゃん!」
振り返るとそこには笑顔の及川さん。笑顔。超笑顔。
あ、これヤバイやつ。
―ダッ!
俺は荷物を部室に置いたまま、体育館の出口の方へ走る。
影山っ!俺、影山以外の人となんてやだよ・・・!
「ッ!!」
慌てて走ったせいか、足がもつれて転んだ。
いつもの反射神経はどこへやら、手をつけずに腕をつけて転んでしまった。
いつもの俺なら、すぐに手をつけるのに。
「チビちゃん?」
及川さんの足音が聞こえる。
「ヤ、ダッ・・・!」
嫌だ。影山。
足が動かない。涙が流れる。
「なんで逃げるの?」
及川さんが俺のそばに来る。
「もう、ホンットにチビちゃん可愛いっ!」
そう言って及川さんは俺の後頭部と背中を支えて俺を抱きしめるかたちになる。
そのまま、俺の首を舐めた。
「・・・ッ!?!!?」
またキスかと思っていた俺はびっくりした。
と同時に感じてしまった。
「チビちゃん?」
もう一回、舐めてくる。
「んん、ッ・・・!」
「・・・へぇ。」
ヤバイ。余裕なくなる、ッ・・・!
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