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静か。
青葉城西の体育館から出て、俺も影山も一言も喋ってない。
ただただ、二つの足音が鳴る。
「・・・ごめん。ッこんなことになって。」
影山に謝る。油断したのは俺。菅原さんの時もそうだった。菅原さんは冗談だったけど、及川さんは本気。
あの時影山が来てくれなかったら、もっとヤバイ事になってたはず。
「・・・ホントお前、もっと警戒しろよ!
・・・ボゲ日向ボゲェ!」
「────うん。ホントごめん。」
そこで思い出す。
「影山!」
「あ?なんだよ日向。」
俺がいつものテンションになったからか、影山もいつもの口調になる。
「明日さ、お前の家行ってもいいか!?」
「俺ん家?あー。別にいいぞ。」
「やった!じゃあ昼飯食ったらお前の家行く!」
あの時の目標果たすぞ!
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