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乙女ゲームの悪役令嬢の兄に転生したんだかいつの間にか俺が攻略対象を攻略していた件について
さぁ学園に行く準備をしよう…か?
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学園に行く準備をしよう。え?気が早いって?やだなぁ奥さんそんなことないですよ。だってあと2年ですよ?2年。2年なんてあっというま、なんだから。
実はすることは意外にもたくさんある訳で
一つ、俺と教師の顔見合わせ。
実は俺ですね現在進行形でエドリックと交換されて見られる事案が未だあるらしくお母様が怒です。
よって職員との顔見合わせがあります。
お母様と久しぶりの再会になるわけですがこれが1ヶ月後。
二つ、魔王ゼアドアースの入学手続き。
これは今の所難なくクリア。
と言ってもこれは国王との話し合いで決まったことなのでなんら問題がない。
身分は他国から来た留学生(あながち嘘じゃない)ということになっている。
ちなみにゼアドは国王といつの間にか茶飲友達まで進展してました。(お前ら適応能力高いなと思ったのは事実。)
それでいて
三つ目、義弟の反抗期。
はい予想外の事案がおきましたとも!うん。
いやぁねまさか俺も義弟の反抗期がもうくるとは思ってなくてね、それを知ったのが先日パブロさんが久々にこちらに顔をのぞかせに来た日のこと、すごく真剣かなおで俺に深刻な事態を教えてくれた。
「実は坊ちゃん、ものは相談なんだができればここに姫の弟君連れて来ちゃぁいけねぇか?」
…という風に、ちなみに姫というのはマーリンのことだ。お姫様みたいに可愛いからぴったりだな。
…現実逃避が良くないことくらい知ってるよ。
その話を持ってきたパブロさんに俺は信じられないようなものを見るように視線を返してしまった。
「…無理なら1日でいいから屋敷に戻ってきてくれねぇか?そしたら多分あいつも満足するだろうからよ」
頼む!と土下座の勢いで言われれば俺も少し事情を聞かなければならないような気がした。
ま、普通に考えてもパブロさんが俺が家に今帰りたくないのぐらいわかっているはずなので事情があるのは確かだからな。
「場合によるな、俺が家に帰らなきゃいけないほどの理由なのか?」
俺が問えばパブロさんはぱぁっと表情を明るくさせながら聞いてくれるのか!?といった。
やっぱりこの人俺がパブロさんたちに弱いの知っててやってるな?
「聞くだけだからな」
といっていてもお願いを聞いてしまうのが落ちだろう。
「実は……姫の弟君が反抗期?見たいのに入ってよ、なんか「兄様にあうまで僕はお外に行きません!」って言ってるんだよ。」
何だその可愛いわがまま。
「…ほう、それで?」
「姫が何とかあやしてるんだけど、姫も姫で「わたくしもお兄様に会いたいですわ!」って大泣きするようになっちゃって……」
その話を俺の隣で聞いていたゼアドは俺の肩に手をおいた。
「俺も連れて行ってくれ」
俺は真顔で答えた。
「40秒で支度しな」
……前世の俺が時間がジ○リファンだとわかったやつ、ぜひ語らおう。
とにかく今からお兄ちゃんは可愛い弟と妹を抱きしめに帰ります!
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