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乙女ゲームの悪役令嬢の兄に転生したんだかいつの間にか俺が攻略対象を攻略していた件について
マーリンよ展開が…
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「お兄さま!ああお兄さま!いきなり家をでたと聞いてわたしは生きたここちがしなかったのですよ⁉︎もう、このおばかお兄さま!」
すごい勢いで俺の部屋のドアを開けたマーリンにゼアドは驚いたような顔をした。
今はこんな風に騒がしいやつですが普段はおとなしいいい妹なんです。ゼアド勘違いしないでくれよ。
俺がそんなこと思いながらマーリンに視線を向けると当のマーリンはそんなゼアドには全くと言っていいほど気がつかない。
「馬鹿妹久しぶり、そう言われても俺はお父様に話はつけていたはずだけどな?」
しらばっくれるように言えばマーリンはぷんぷんと効果音がつきそうな可愛らしい表情で俺を怒ってきた。
「私は!お兄さまから ちょくせつ お話をききたかったの!せっかく私はアルベとのお出かけにっていを考えていたというのに!もう!お兄さまのおばか!」
おばかおばか言われてちょっとお兄様ショック……というか義弟と俺が仲良くなれるよう計画を立てていてくれた⁉︎さすが俺の妹マーリン!お兄様は嬉しいです!
「ありがとうマーリン、今日は、少ししか時間がないけどマーリンとアルベルトに会いにきたんだ。、久しぶりにゆっくり話をしようか。」
いつものように話しかければ先ほどとは打って変わって満面の笑みでうなずいてくれた。
「はい!ではアルベの部屋でおはなししましょう!」
マーリンよ、ちょっと展開早くないかい?お兄様は心の準備がまだなんだけど⁉︎
俺が困った風にしているとゼアドがマーリンに声をかけた。
「トバリの妹よ。少しばかり急速じゃないか?」
マーリンは声を聞いてからにっこりとたっぷり間を開けてから言った。
「お兄さまが つれてきたお人、わたしはみとめませんことよ?」
何を認めないんだ!!!!心の中で俺は叫んだ。
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