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乙女ゲームの悪役令嬢の兄に転生したんだかいつの間にか俺が攻略対象を攻略していた件について
夕食での会話。
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夕食、ゼアドと隣に座って前にアルベルトとマーリンが並んでいる机で食べ、久しぶり兄弟団欒で食べた。というか初めて食べた。
相変わらず実家の料理はうまい。自分で作って食べるよりうまいさすがうちのシェフ最高。
俺は弟たちの楽しげな会話を聞きながらゼアドに感想を求めた。
「俺の家族気に入ってくれたかい、ゼアド」
マーリンたちはゼアドのことをじーっと見つめながら首を傾げた。やばい天使がいる。
「ああ、お前にそっくりで可愛い2人だ。マーリン嬢の方はさすが血縁者ってぐらいそっくりだが、不思議なものだな、アルベルト坊は雰囲気がお前にそっくりだぞ、本当の兄弟にしか思えん」
ゼアドがそういうとアルベルトとは本当ですか!?とはゼアドにキラキラの目を向けて行った。お兄ちゃんも嬉しいよ雰囲気そっくりとか実の兄弟ぽくてすごく嬉しい!やばいただの天使。
マーリンも 悔しいけど通過点ね…とよくわからない独り言を言いつつ頬を染めていた。おっとゼアドにきょうみをもったかマーリン?お兄ちゃんがこの人お勧めするぞ、魔王だけど。
「これで学園の長期休み、ゼアドもこの家に連れてこれるな?」
俺がそういうとゼアドは良いのか?と首を傾げた。
「…ゼアド様なら良いですわよ。」
「学園内での兄上の様子教えてくださいね?」
2人とも歪みない…だけどこの2人は良い返事をくれた。
「もちろんだ。へラーラも…誘えると良いんだけどなぁ…」
おそらくヒロイン宅に泊まるのであろう。俺は少し遠い目をしたがゼアドは意味深に笑うだけだった。
「お兄様次はいつ帰ってきてくださるの?」
食事が終わるころマーリンが目を伏せがちに聞いてきた。俺はその質問にどう答えるべきかすごく悩んだ…何それめっちゃむずいやんと…(なぜか関西弁)
「そうだな…俺の目標がうまく事が進んだら、帰ってくる。」
俺はそう言って誤魔化すしかできなかった。
「俺に任せておけお前らの兄貴に何かあったら俺がお前たちに一番に知らせよう。」
ゼアドが俺の意思を汲み取ってくれたかのように言った。それを聞いたマーリンは複雑そうで眉間にかすかにしわを寄せながら言った。
「絶対、ですからね」
俺はもちろんと頷いた。
「俺は妹と弟には弱いからね妹と弟のお願いはちゃんと聞くから安心しなさい」
誕生日プレゼントはおくってあげるからね。精一杯の接触を取るために俺は考えた。兄らしいことしてあげたい思いが俺の中でこだましていく。
「「絶対ですよ!」」
弟妹の言葉は俺の心にテクニカルヒットした(真顔)
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