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ご対面
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嫌な時間こそ早く来るって嫌だよね。
誰か共感して!じゃないと泣いちゃうから!
『…はぁ…ほんと嫌だ…』
「ほらシャキッとして」
誰が楽しくてシャキッとするか…見合い相手は男だよ?!ワクワクなんかするもんか!あぁ、それでも母さんを楽しませてる気がする…ずっとニヤニヤしてるし
あ、そういえばあれだよもう待ち合わせの場所に着いてるんだよ。わかりづらいよねこの小説←
ま、裏話はこれくらいにして…とうとう約束してた時間が迫ってきた…どうしよう、心臓飛び出しそう
『うぇ…吐きそう…』
俺が顔真っ青に吐き気を我慢してると目の前にとても美人な人が現れた
「雪絵待たせてごめんね?」
「いいのよ私たちもさっき来たばかりだから」
「あなたが楓くんね?」
『はい、初めまして。平川楓ですいつも母がお世話になってます』
雪絵とは俺の母親の名前で
俺が自己紹介し終わるとその美人さんは母さんと何やら小声で話してる何事だよ
俺が何かしたか!
「ちょっ、雪絵!あなたに似て美人じゃない!どこが平凡そうよ!」
「そうかしら?確かに似てるけど…私と違ってあの子学校でも地味だしー…」
「そう言う問題なの?」
あの…俺を放置しないで欲しいな2人で盛り上がるとかもう置いてけぼりじゃね?つか相手来ないし。帰りたい。
何て思ってた時に周りの空気が一変した
「悪い、待たせ………」
『え…鏑木?』
「早川……?」
なんてこった!お見合い相手ってまさか鏑木だったのか!?うそだろ?!
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