アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
裏技
-
ギリギリセーフ。 まだ先生は来てないみたい
「優、遅いじゃん。ってか何かあったの?」
「まぁ、ちょっとね。」
「えー。何が何が?」
「フフ。内緒ウィンク」
「ちぇっ。あっせんせー来た。」
ふーー。葵が席に戻ったら僕はまた、龍くんのことを思い出していた。
『女の子いじめるとか趣味悪くない?』
守ってくれてほんとー嬉しかったなぁ。女の子か~。うん??
オ ン ナ ノ コ ?
あれれ? 龍くんって僕が男っていうこと知らないの?えッえッえッ?
「おい、百川。おい!」
「は、はい!!!」
「おい、聞いてンのか?百川。」
や、ヤバイ。全く聞いてなかった。と、とりあえずウルウルとした目で謝ろう。
「ごめんなさい。先生。」
「あ、いや、わかってたらいいんだ。」
ふーー。よかった。男の先生で。結構チョロい。
席に着いたら葵が口パクで
「やッるーー。(笑)」
軽く男子が頬を赤らめてるけどそんなのは気にしない。
これは、僕だけの裏技なのだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 22