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なんで?
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ぐへーーーーーー。
僕ってこんなに知名度なかったんだ。なんかとってもショックだ
いや、違う。龍くんはともかく、涼くんは僕のこと知ってたはず?
まぁ、女の子と間違えるのは仕方ない。だってこんなにかわいいもん。仕方ない。そうだそうだ。
だとしても、僕が男子っていうことは伝えるべきだろうか。
いや、必要はない。そうだよ。忘れたらいいんだよ。うん。そうしよう。
「優~。深瀬兄弟となんかあった~?」
「ふぅわぉっ!」
ちょっと、驚いて変な声が出ちゃった。
「わ、びっくりした。なんだよ、その鳴き声。」
「チ、チ、違うよ。ただ驚いただけ。」
「こっちがびっくりだわ。」
「ごめんごめん。で、どうしたの?」
「あ、そうそう。お前って双子とできてんの?」
「はへ?双子?」
「オウ。深瀬兄弟と。」
「ななな、何言ってんだよ。」
えー。何それ。ぼ僕と、深瀬くん達が付き合ってる!?
なんで?今日知ったばっかなのに。
「無いよ、そんなの。」
「えー。本当か?お前らが一緒にいてんのみて、お似合いだってみんな言ってたたぞ。」
全くもってアリエナイ。第一彼ら僕が男っていうことを知らない。
「なんだよ、デマだったのかよ。みんな美男美女って騒いでんのに。」
「そ、そりゃそうじゃんか。」
美男美女はあってるけど。ってそーいうことじゃなくって。
「うーん。ま、そうだよな。だって、優は俺の嫁だろ!!」
「うっさい。ちょっと黙って。」
「お、おう。ちょっと席外すわ。」
「うん。頼むわ。」
しかし、何故?確かに、釣り合ってるけどなんで?僕が男っていうのはたいていの人は知ってるはずなのに。 なんで、なんで?
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