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真っ赤っか
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「りょ、涼くん?」
後ろを振り向くと、今度は涼くんがいた。
「すごいね優ちゃんは。二人も男子を連れて。でもダメだよ?君は僕の恋人なんだからね。」
あれ?なんか怒ってる?
会ってすぐに僕の頬を両手で包んできた。
暖かくて気持ちいなぁ~
じゃなくって!
「ちょっと涼くん!僕はまだ涼くんも龍くんも選んでないってば!」
「そうだっけ。でも選んでないってことは、選ぶ気はあるんだね。」
「そ、それは・・・ってか、手ぇ退けて!」
「なんで?とってもスベスベで気持ちいけど?」
「ねぇ、お願いだから、はずして?」
は、早く話題変えないとまた葵のネタになっちゃう!!
僕は効くかわかんないけど AngelEye(天使の上目遣い)で涼くんの手をどかそうとした。
「仕方ないな。可愛いから手は退けるね。」
ふぅ。やっと離してくれた。
けど・・・・・・手は離してくれたのに顔があっつあつだ。
「フォーーーーーー!!」
突然、葵が奇声を発した。
「ど、どうしはったんですか?」
「いやさぁ、今の見た!?さっきの2人、マジでカップルみてぇじゃんかよ!!」
あちゃー。初対面の椿くんに腐男子モード見せちゃってる。
隠してるはずじゃなかったのかよ。
「ってか、君は誰?転校生かな?」
自己紹介してなかったっけ
「今日からB組に転校してきました、椿優介言います。」
「僕はC組の深瀬涼だよ。困ったことがあったらいつでも言ってね。よろしく。」
「はい。こちらこそよろしゅう頼みます。」
あれれ?なんか涼くんだけ丁寧に言っているような・・・・。
疑問に、思ったときチャイムが鳴った。
やばっ!早く戻んなきゃ先生に怒られちゃう。
「じゃ!僕はこっちだから。また後でね、お嬢さん♪」
涼くんは僕の頭を撫でながらそう言い残し、元来た道に戻った。
「百瀬くん大丈夫ですか?顔がまた真っ赤っかになってますよ?」
「だ、大丈夫だから教室戻ろ。」
「優ちゃんったら嬉しかったの~?」
「うっさい!!」
別に嬉しくなんかかいもん・・・・・・
たぶん
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