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【マジキチ】メンヘラな幼馴染みに死ぬほど愛されry【ヤンホモ】
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喫茶店を出て、近場のゲームセンターまで歩く
「痛っ」
初めて履くヒールはバランスの取り方もわからず男の俺には少し小さくて靴擦れしてしまったようだ
立ち止まって苦痛に顔を歪めているとユーリがかけよって来た
「傷口見せて、あーあ、結構剥けてるね。消毒しなきゃ」
ベンチに俺を座らせて床にユーリが跪く
そして足を持ち上げて傷口をペロリと舐めた
「ひゃんっ、あっ痛っ」
咄嗟の行動に変な声が出る
(カズマにするようにしてみてって普段こんなことまでしてんのかよ)
「大丈夫ー?」
カズマが心配そうに俺の顔を覗きこんだ
「ユリちゃん、痛くて歩けないでしょ」
ふわりと身体が持ち上げられユーリに抱き抱えられるのだと気付く、しかもお姫様だっこ…
人ごみ行き交う日曜日の歩行者天国で俺たちは滅茶苦茶目立っていた
「すっげー美男美女」
「お似合いだねーつかあのルックスじゃなきゃ痛いよなプゲラ」
ヒソヒソ囁かれるすれ違う人の声に満足そうにユーリはカズマの反応を確かめる
カズマはちょっとだけ寂しそうな顔をしている、ように見えなくもない。
ユーリにもそう見えるらしく、あからさまに顔がニヤついている
「ゲーセンに着いたらユリちゃんの好きなエ○ァのフィギア取ってあげるよ、僕、得意なんだ」
カズマの好きなアニメの名前を出して当て付けるように俺に言う
「えっユリちゃんもエ○ァ好きなんだ!?俺も大好きなんだ!」
「そうそう、ユリちゃんもエ○ァが大好きでね、
第7○徒フィギアを今欲しがってるから取ってあげようと思って」
みるみるカズマの顔が分かりやすく曇り出す
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