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ワクワク
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「帰ってくるよ! もうすぐあの子たちが!!!!」
「うるさいですよ、音也。もう少し静かにしなさい」
「なんだよー。トキヤは嬉しくないの?」
「嬉しいですよ。だからこそ、落ち着きなさい」
先程から、音也はずっとわくわくして落ち着かない様子。
それもそのはず。
なにせ愛しきわが子か帰ってくるのですから。
私だって楽しみです。
あの子を連れて、いろいろなところに行きたいと思ってましたから。
ピクニックとか、家族らしいところで家族らしいことをしたい。
あの子もきっと喜んでくれる。
「わかっているのですか? あの子は、ややは、私たちの子供なのですよ? なら、親らしい態度でいなさい」
「うん! そうする!」
「はぁ……」
本当にわかっているのだろうか。
だがまぁ、そこも音也の可愛いところだ。
目を瞑るとしよう。
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