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33話
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はぁ、はぁ、はぁ、
もう自分の駅まで帰るお金がなくて
行けるところまで電車で戻り今は2つ駅ぐらいを走って帰ってる
もしかしたら、俺に飽きて探してないかもしれない
翔でさえあきれているかもしれない
でもそんなことはどうでもいい
田口くんだって聖夜のためを思って俺に言ってくれたんだ
おれだって翔がそうなってたら同じことをしてたと思う
だから、俺が田口くんを責める必要はなかったし、聖夜のことをちゃんとどうするか決めておくべきだった
聖夜「唯ー!!唯ー!!返事をしろ!誰が俺から離れろって言った!!ハア,」
聖夜?
お前が一番に俺を見つけたんだな
唯「ここにいる……だからそんな大きい声出すな」
聖夜「唯、先輩…」
そんな悲しそうな顔するなよ
俺は戻ってきたんだから
唯「なに?聖夜?」
聖夜「どこに行ってたんだよ!!俺の許可なしで!」
唯「悪い、ちょっと頭に血がのぼってさあ、」
聖夜「とりあえず家に行きますよ!」
俺って聖夜に脅されてたはずなのに
なんでいつの間にか聖夜の近くが落ち着くんだろ
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