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月島side
「…どちら様ですか」
「……頭大丈夫ですか。とりあえず、中入ってください」
呆然としている黒尾さんを家に上げる。
…やっぱ、びっくりするよね。
190近くある僕が、急に120センチくらいまで縮んでるんだもん。
…僕だって未だに信じられないし。
家の中に入っても立ち尽くしたままの黒尾さんをさすがに驚きすぎだと思って、呼んでみる。
「…黒尾さん」
「………ツッキー」
「?」
「……ごめん、ちょっと失礼」
「⁈いたっ、はなしてくらひゃいっ…!!」
「……やわらけえ…」
何を思ったのか、黒尾さんの大きな手が僕の頬に伸びてきて、それを軽くつねられた。
軽くとはいえど結構痛い。
「幻覚じゃないのか…」
「…何だと思ってたんですか」
今度は顔をまじまじと見つめられる。
相変わらず綺麗な肌してんな、と呟きながら肌の表面をするりと撫でられた。
「…で、こうなった経緯を教えてもらっていいかな」
「経緯もなにも…」
急にこうなったから、僕自身もよくわかっていない。
とのことを伝えると、まじか、と困った顔をされた。
…そういう顔したいの、僕のほうなんですケド。
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