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黒尾side
いやしかし本当に困った。
原因もわからないなら、どうしようもないよなぁ。
いや、本来困るのはツッキーのほうなんだろうけど。このままの姿じゃ大学にも行けないし。
けど、仕事でフルに使った頭と身体では、だんだん考えることに疲れてくる。なんか眠い気もする。
…そうだ。
俺の隣にちょこんと座って難しい顔をしているツッキーをひょいっと持ち上げ、自分の膝の間に座らせた。
「……⁈何して…」
「あー…ツッキーやわらけー…
あったけー…ちっちゃい……」
「…殴っていいですか」
しばらく抵抗していたツッキーだったけど、諦めたのか大人しくなって背を預けてきた。
そうやってしばらくぼんやりしていると、小さく寝息が聞こえてきた。
…なんだかんだ言って、こいつも疲れてたんだな。
それにしても。
「……ツッキーまじ天使」
無防備すぎるしかわいいし。
子どもの姿じゃなかったら確実に襲ってるな、うん。
理性を繋ぎ止めながらも、ツッキーの薄い唇が誘うように開いていて、思わずキスをした。
…ちっちゃ……
「…………⁉」
しばらく唇を重ねていると、それがどんどん大きくなっていっているのがわかった。
慌てて口を離すと、元の大きさに戻ったツッキーが視界に現れた。
戻ってる…!
「ツッキー!ツッキー!!」
嬉しくて、自分でも知らないうちにツッキーを起こそうとしていた。
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