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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
高熱⑧
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いや、それでもキスの気持ち良さとかそう言うのが残ってるけれど、
他に何もされてないのなら安心だよ。一応は。
ヤス兄は目を伏せて首を振って、俺をまた恥ずかしさの頂点へ連れ出した。
「な、何やったの……!? ///」
「お前の身体洗った時に……ち──に触っちゃった……///」
「……ふ、ふぇ、ま、待って、聞こえないから……っ////」
──今、ち、って、ちって……///
つ、つまりそれは、ちん──────……
「乳首に……////」
ぽっとなって両手で頬を包んでもじもじするヤス兄は、
俺が恥ずかしさと後悔のあまり部屋を飛び出したことに、
気づいていないようだった。
─×××─
朝食を済ませて、歯磨きをして、着替えて……準備して、
いつも通りの時間帯に家を出れたのだけど、
今日はなぜか、ヤス兄が隣で歩いている。
一緒に登校したことは極まれで、こんなこと滅多にないのだ。
……しかも手を繋いで。
心臓の脈打つ音が伝わってなければいいんだけど……。
「ちゃんと熱計ってきたか?」
「ん……まあ。」
前髪の下に手をくぐらせて額に冷たい手を添えた。
ひんやりして気持ちぃ……//
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