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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
口付け⑥
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先輩確実に死ぬと思ってたのに。
「……えっと、会長様、悪い。俺が鍵閉めて、その……」
「いや、俺は扉壊しちゃったから気にすんなよ。ごめんな、シュウ……。」
ヤス兄はなで……と髪を優しく撫でて申し訳なさそうにする。
「扉以外も壊れてるけどね。」
「はぅぅ……っ////」
罵ったつもりなのに何でこいつは喜ぶんだろうか。
「先生に報告してくるから、お前ら別の場所に移動してた方がいいぞ。
音大きかったから、もうすぐ来ちゃうだろうし。」
「…………。」
何で平気なんだろう。
何で謝るのだろう。
「和兎。」
「ん?」
「弟を頼む。」
……なぜ、そんなに優しく笑えるのだろう。
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