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するとモニターが消えカーテンが開き
窓から照らす朝の光が廊下全体を明るくした
『はい!僕様が教えれるのはここまで!!
2分間のご視聴!ありがとうございましたー!』
透
「っ!おい!!どう言うことだよ!!」
『どういうことって、こういうことだよ
ヒメは春人くん!ヒメは春人くん!!』
透
「そうじゃねえよ!ちゃんと説明しろよ!
なんだよ春人が最強兵器って!」
『もう〜うるさいな〜。だから僕様最初に言ったでしょ?
僕様がここで教えられるのはヒメの正体だけだって』
バカだなーと煽るように羽を広げるコウモリのぬいぐるみに怒鳴ろうとする透を抑えて
ヒロは理事長に問う
ヒロ
「で?理事長さんはそれを俺たちに伝えてどうしたいの?
正直ヒメの正体が分かったからってなんも解決してない気がするけど」
『ふふ、それは自分たちで考えないとね
コレはゲームなの!
真のリングゲームの始まりに過ぎないの!
僕様はヒントを与える魔法使い!
とても賢くて優しい魔法使いなんだ!』
史郎
「真の…リングゲーム、、、?」
『じゃ!プロローグも無事終了した事だし僕様はコレで失礼するね〜!
魔法使いは気まぐれだからね〜次に進まないとヒントを与えられないよ〜』
優
「あ!待てよ!ちゃんと説明を…」
(バン
理解が追いつけない者たちを置いて一人語りをした理事長は
爆発し、カラフルな紙吹雪を撒き散らしながら消えた
そして直ぐに聞こえる校内放送
『ピンポンパンポーン!
さあ!滑稽な王子様とその仲間たち!
わる〜いお城から孤独なお姫様を助け出しましょう!
最後で最高のリングゲーム
スタートです!!』
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