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パチパチパチ
出雲
「ふふ、凄いね。セルをここまで熱愛する子が春人以外にもいるなんて」
千鶴
「出雲…?」
ヒロの告白に今まで黙っていた出雲は面白そうに軽く拍手を送りながら、セルとヒロの間に移動する
出雲
「もういいんじゃない?セル
この子達に全てを話しても」
セル
「…でも」
出雲
「春人を助けるためだろ?」
いきなり話始めた2人に全くついていけない周りを代表して割って入る。
律
「なんや?え、なあ。意味わからんねんけど
出雲、お前…その吸血鬼と知り合いやったんか?」
出雲
「知り合いなんてものじゃない。
俺とセルは…幼馴染なんだ」
「「「??!!!」」」
出雲の衝撃的な発言に驚きを隠せない。
そもそも吸血鬼と人間は外の世界でも仲が悪い。
吸血鬼は吸血鬼、人間は人間で関わるのが筋だ
千鶴
「幼馴染って…」
律
「なんやねんそれ…」
美月
「いずも…」
いつも出雲と共に戦ってきたチームMIRTは驚きを隠せずにいた
ヒロ
「っ、、、お前らの関係なんてどうでもいいんだよ!」
透
「おいヒロ」
出雲
「ふふ、コレは結構大事な情報だったりするんだよ?
でもそうだね、
とりあえず移動しよっか
全てを明かすに相応しい場所に…ね」
そう言って出雲は北館に向かって歩き出した
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