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部屋に入るとそこは木の扉に適したレトロチックな部屋だった。
1つの大きな部屋にはキッチンにダブルベット、ソファ、テレビ、机に椅子と何もかもが揃っていた
そして冷蔵庫の隣にある扉の向こうは風呂とトイレがある
千鶴
「ここって…」
出雲
「ここが、セルと春人の部屋だよ」
史郎
「え、」
アオ
「・・・ほとんど特別ルームに帰ってこなかったのは
外に出ていたわけではなく、ここにいたってことですか」
出雲
「さあ?そこはセルに聞かなきゃ分かんないよ」
俺も実際ここに入ったのは初めてだしねと付け加えて出雲はセルの方を見る。
未だに木の扉の玄関に立つセルは一回息を吐く
セル
「…あぁ、ここに戻ってきていた」
出雲
「ふふ、いつまでもそこに突っ立ってないでちゃんと入って話そうよ
約束したんだし」
セル
「、、、そうだな」
そう言うとセルは靴を脱ぎベッドに腰をおとす
すると他の皆もソファや椅子、地べたに座りセルを見る
ただヒロはセルの隣で「このベッド柔らかくて気持ちいいね」といい
頭をセルの方に向けて寝転ぶ
セル
「その状態で聞くのか?」
ヒロ
「うん、寝ないように気をつけるよ」
さっきまで駄々をこねていたとは思えないほどのいつものマイペースなヒロに戻っていた
そんなヒロにセルは仕方ないなといい軽くヒロの頭を撫でた
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