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春人
「・・・・っ…!!
ここ、、、どこだ…??」
眼が覚めると春人は
壁、床、天井、何もかも真っ白に包まれた少し広い部屋の真ん中にある
ベットの上に横倒れていた
しかも両手は手錠をかけられ、その手錠はベットの柵と鉄の鎖で繋がっていた
どうしてこうなったのか混乱する頭の中で必死に記憶を蘇らせる
そうだ、、、
確か怪しい男たちが門の前に立っていて…
何の用か聞こうと近づいたらいきなりスーツの男に捕まって…
それで口に変な匂いがするハンカチを当てられて…
そこまで思い出し、春人は気を失う直前に助けようと走ってきた愛佳がどうなったのか
気になり身体を起こそうとした
が、やはりベットと繋がっているため起き上がることは出来なかった。
足は自由とはいえ、コレでは何も出来ない。
母さん達は…どうなったんだ?
「目が覚めたか?」
春人
「!!!」
いつの間にか春人から見て左側の壁にもたれて腕を組んでいる春人と同い年くらいの綺麗な金髪の少年がいた
まだ子供だが、先ほどみた黒いスーツの奴らと同じ格好をしているので
春人はその少年を睨みつける
すると少年は春人に近づき黒い手袋をはめた左手で春人の右頬を優しく撫でる
身動きが取れない春人は相手を睨みつけることしかできない
春人
「触るな気色悪い…」
「ふ、、、いい目だな」
春人
「あんたこそ悪趣味だな。
子供のくせにそんな格好して、縛られてる俺を見て笑うとか」
「まあな。11歳でこんな格好とか
子供遊びなら良かったんだけどな」
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