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宇都宮はベッドに座って本を読んでいた。
「本好きだな」
「お前より遥かに好きだ」
「うっせ…俺帰る。ありがとな」
「そうか、車で家まで送らせる」
「いい。まだ昼だし、一人で帰れる。服は明日洗濯して返す」
俺は鞄を持って部屋を出た。
近くにいた執事に玄関まで送ってもらい、
さっさと家に帰った。
「ただいま…」
俺は鞄からスマホを出そうと、鞄をあさった。
「…ん?」
手に紙のような乾いた感触がし、
俺は鞄を覗いた。
そこには、少し厚い茶封筒が入っていた。
「なんだこれ」
取り出して中身を見てみると
中には一万円札がたくさん入っていた。
「50万…⁉︎もしかしてあいつ!」
そう思い、宇都宮に電話をかけようとしたが…
「連絡先知らねぇし…」
お礼は明日するとして、俺は来ている服を洗濯することにした。
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