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「お前の笑う顔はレアだな」
宇都宮はソファーに座り、足を組んだ。
「え?」
「俺の前ではなかなか笑わないだろう?」
確かに、こいつの前で笑ったことは1度や2度くらいかもしれない。
「そろそろ俺にも懐いてくれたか」
宇都宮は組んだ足に肘をつく。
「懐くとか…俺は動物じゃねぇ…。まぁでも、嫌いじゃない」
「いつになれば好きと言ってくれる」
「…知らねぇ…」
「そうか。どうする、今日は泊まるか?」
「泊まる…でも、変なことはするなよ。今日はマジで無理」
「そのくらいわかっている…あぁ、それと、今日は家でパーティーがある。一階のホールでするんだが、お前はどうする」
「あー…俺は外散歩しとく」
「歩けるのか?」
「歩くくらいなら大丈夫」
「そうか、なら服を置いておく」
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