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編入試験。
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試験日。
ノー勉で、きた僕はまず校舎の大きさに驚いた。
お城みたいだった。ちょっと楽しそうだな~
「編入試験しに来ました。神崎ですけど。」
インターホンを押し、用件を告げると、門が開く。
試験の会場を聞くと、敷地内へと足を踏み入れた。
~~~~~~~~~~
うーん…迷った…
だいたい敷地内広すぎだよ…
悪態をつきながら、進んでいくと人を発見した。
「あのーすみません。道を尋ねたいんですが…」
「…?あぁ…?」
「試験用会議室ってどこにあるか、知ってますか?」
「あぁ、あそこは、・・・・・」
ていねいに教えてくれた。
あの人はいい人だ。
「ありがとうございます。あの、名前は?」
「俺は中山 凪斗(なかやまなぎと )だ。」
「ありがとうございました。それでは」
~~~~~~~~~~~~
試験用会議室に到着!
ガチャッ
「あのー!編入試験受けに来た者ですけど…」
「あー!神崎くんだね?」
「はい。ええと…」
「僕は理事長の月ノ城 聡(つきのじょう さとる)
と、言うんだ。さて、編入試験をやろうか」
「あ…はい」
5教科分の試験用紙が配られる。
「時間は3時間ね。よーいどん!」
カリカリカリカリカリカリカリカリカリ…
黙々と解く。
なんだ、簡単じゃないか。前の高校のプリントより難しいくらいかな。
「できました。」
「えぇっ?もうかい!?」
残り時間60分。
それくらいがちょうどだと思ったんだけどなー
「はい、終わりましたが…」
「なら、丸つけ今するから待っててね。」
そう言うと隣の部屋に行った。
ふぅ……なんか理事長さんいい人だな~
穏やかな人で、イケメンだし…
なんか、モテそうだな~
試験などの心配はしずに、静かに待った。
30分後くらいに理事長が帰ってくる。
「神崎くん。合格です!」
入った時から顔にもうすでにでていたので分かっていたけど、言われると嬉しいな~
「はい、ありがとうございました。」
「いえいえ。なら、手続きをさせてもらうよ。寮とかいろいろとね。あと、説明とかもするから」
学校のルールは理解した。寮のルールも守れそうだ。
「あの、スペシャルキーって何ですか?」
聞きなれない用語に疑問を覚え、質問する。
「スペシャルキーは、寮での鍵の役割とクレジットカードの役割をしてくれるよ。この学校の買い物はすべて、カード制にしているからね」
へぇ、すごいな!さすがは私立だ…。
改めて学校の事は調べなくちゃいけないな…
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