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もしもし!
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「もしもし恭平!」
ワンコールで出た。
「ごめん、メール…気づかなくて…」
『遅い、今どこだ?』
「えっと…あのっ…んと…ゴメン…」
罪悪感と、吐き気で泣けてきた…
でも、恭平の声が聞けて一気に安心したからなのかもしれない。
『…?大丈夫だ。メールに気付かない事なんてよくあるよ』
「ちがっ…いやっ…今ね、橋のとこ」
一瞬で脳がさっきの出来事を言うなと
僕に命令した。
『…わかった、今行くから待ってろ』
「うん。」
プチッ
この事を黙っていた方がいいのか、伝えた方がいいのか、わからない…。
恭平、きっと心配するはずだ。
今は、黙っていよう…
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