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新入社員
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「どうもでぇーーーす!!!
新しくここで働く事になった
小野寺 理玖(りく)です☆
お手柔らかによろしくぅ~!」
……チャラい……チャラいぞ……
こんな奴が仕事できんのかよ?
恭平とは大違いだ。
恭平は、髪の毛は染めてないピアスも開けてない。
清潔感たっぷりだし……
……って、まだ未練あるみたいじゃないか!
まあ、実際はそうなのかもしれないかもだけど……!
「どうも、今日からよろしくです。
えっと……「佐藤 向田」」
「あっ、向田さんよろしく!
隣の席だなんて…運命感じちゃいますよね!☆」
なにを言っているんだコイツは…
「あはは…よろしく理玖さん」
仲良くなれるのだろうか…?
「あははは、さん付けなんてヤダよ俺?!
普通に理玖って呼んでよ」
「あ、ああ。じゃあ、理玖」
こ、これでいいのか?
「そうそう!w
あっ、お昼一緒に食べましょうよ!
いいですよね??」
お昼はいつも恭平と食べている。
恭平がいいと言えばいいんだが…
「俺一緒に食べてる奴がいるんだけど、そいつがいいって言ったら」
「え??!
2人じゃないんですか??
残念…」
うん、意味わからん!
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