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2人きり
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「なあなぁ、新入社員の小野寺が昼飯一緒に食いたいって言ってるんだけど…」
「そっか。じゃあ2人で食べてきなよ。
俺はこれ片付けなきゃだから。
先にどうぞ~」
「お、おー、わかった。
先に悪いな、じゃあ食ってくるわ。
がんばってな!」
……俺、てっきり3人で食べると思ってたのに…。
やらなきゃいけない事があるのは仕方ないけど…。
今までこんな事はなかったし。
ちょっとショックだな。
しかも、あいつと2人きりでだなんて
何を話せばいいんだ?
…と、いろいろ考えたがキリがないので考えるのをやめた!
「向田さん、どこで食べますか?
俺、向田さんと一緒ならどこでもいいですよ!!!☆」
じゃあトイレ!
と言おうとしたが、それは俺が嫌だからやめた。
「屋上で」
俺と恭平はいつも屋上で食べてる。
ほとんど誰も来ないからイチャつく事ができるのだ!(ドヤ
なんで人が来ないって?
階段を登りたくないのだろう。
俺たち以外は30とか50歳だからな。
「おぉ??!涼しいっスね?!
いい感じ?。人もいないし」
今は秋。
社内は人口密度や機会などの熱で暑いのだ。
「さっ!腹も減ったし早く食べよう。
……そういえば、理玖って何歳?」
「20ぴったし!
独身で彼女もいませーんw」
「老けて見える」
「ええっ?
髪の毛染めてるからですかねぇ?」
髪の毛でそんなに変わるもんなのか?
独身だからか?
いや俺も独身だ…。
「その弁当、自分で作ったのか?」
「はい、こう見えても得意な方なんですよ?はい、あーーん♪」
「えっ、えっ、んむっ」
美味い。
ってか、あーーん♪って!
「ふ、普通…」
「あははw
顔赤いですよ?可愛いなぁ」
「は?…んんっ」
………まてまてまてまてまてまて!!!!!
き、キスされた!
キッス!俺に!男の!俺に!なんで?
「うわっ、ん…んんっ…」
驚いた俺に、理玖は俺を押し倒して舌をい入れてきた。
舌で歯を絡ませたり…
舌を吸ったり…
飲み込む事ができなかった唾液が、俺の口から垂れ流れる
「んっ、い…っき…ふぁぁ、できなぁんんっ」
息ができないと言ったら、案外あっさりやめてくれた。
なんか …永遠に続くかと思った…。
「はぁ、はぁ、はぁ…。
いきなり何すんだよ?おまえ最低だな!」
こんなとこ、恭平に見られたら……
「向田……?」
「恭平…?」
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